社会貢献への取り組み

社会貢献活動への考え方

KCCSでは、「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」という経営理念に基づき、社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。KCCSのテクノロジーなどを活用した事業を通じての社会貢献と、事業とは離れた部分での社会貢献活動を通じ、誰もが健やかで豊かな生活ができるよう、地域あるいは広く世界において社会の進歩発展のお役に立つことを常に念頭に置き、社会貢献活動を継続して行っていきます。

社会貢献活動の推進体制

KCCSでは、「社会貢献活動への考え方」を理解し自ら行動できる社員を創出するため、総務部門が主体となって全社的な活動から拠点単位の活動まで、地域・社会に貢献できる活動を立案・実行しています。

社会貢献に関する制度の制定

KCCSは、社員がより社会貢献活動に参加しやすい環境をつくるため、社会貢献に関する制度を設けています。社員が持つ技術、意欲などを存分に発揮できる社会的事業への参加をサポートする「ボランティア休暇制度」や、青年海外協力隊に参加する際に適用される「青年海外協力隊参加支援休職制度」を制定し、制度面からも活動を支援しています。

地域社会

KCCSでは、地域社会に貢献するため、継続性と当社らしさを重視したイベントやボランティア活動を行っています。

Jリーグ「京都サンガF.C.」の支援

京セラグループは、「ぜひ地域にプロサッカーチームを」という地元住民の声にお応えし、京セラ株式会社が1994年に「京都パープルサンガ(現:京都サンガF.C.)」の創設を支援して以来、グループをあげて同チームをサポートしています。KCCSもスポンサーとして参加し、スポーツを通じた地域活性化に貢献して参ります。

教育支援

KCCSでは、開発途上国の子どもたちに対して、その教育環境を豊かなものにするために、国際協力団体やNGO・NPOとの協働による支援活動を行っています。

アジアの子どもたちに絵本を寄贈「絵本を届ける運動」

KCCSグループは、困難な立場にある世界の子どもたちの生きる力を育むことを目的に、アジア地域で読書推進活動や図書館普及活動を行う公益社団法人シャンティ国際ボランティア会様の「絵本を届ける運動」に賛同し、2009年から本運動に参加しています。「絵本を届ける運動」は、教育環境の整っていない地域の子どもたちへ、現地語に翻訳した絵本を届けるボランティア活動です。絵本はラオスやカンボジアなどへ届けられ、子どもたちの読み書き習得の一助となっています。

写真提供:シャンティ国際ボランティア会

「チャイルド・スポンサーシップ」に参加

特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン様の子ども支援プログラム「チャイルド・スポンサーシップ」に、2007年2月より参加しています。
アジア・アフリカの貧困に苦しむ地域に対し月々少しのお金を寄付することで、保健衛生、生計向上、教育など、さまざまな分野の支援活動を長期にわたって行い、そこに住む子どもの人生に変化をもたらします。子どもたちが本来持っている可能性をいかし、未来を夢見る力をつけて成長できる環境づくりを目的とした活動です。
KCCSグループでは有志の社員5~8人のグループをつくり、1グループで1人のチャイルドを支援しています。チャイルドの写真や手紙、成長報告等が届くので、グループで相談して手紙のお返事やプレゼントなどを贈り、チャイルドとの交流を深めながら成長を見守っています。

環境保全

KCCSでは、地域や環境保護団体が主催するイベントへ積極的に参加することで、環境保全に取り組んでいます。

地域清掃活動

お世話になっている地域への感謝として、事業所周辺の道路や公園等の清掃ボランティアを行ったり、地域の清掃イベントに参加したりすることで地域の美化保全に取り組んでいます。

過去参加
仙台市「海ごみゼロウィーク」、京都市「世界の京都・まち美化市民行動」、高松市「高松クリーンデー“たかまつきれいでー”」等
仙台(清掃活動中)
札幌(清掃活動中)
高松クリーンデー(会場の様子)

「木づかいプロジェクト」のイベントを企画

特定非営利活動法人森のライフスタイル研究所様の協力のもと、2018年12月に「知育パズルづくり」、2021年11月に「カリンバづくり」を開催しています。
参加者で森林保全について学習した後、国産間伐材を使用した知育パズルやカリンバを作成し、国内の保育園や養護施設などへ寄贈する取り組みです。
子どもたちや参加者が木にふれることで森林について考える「木育」の機会づくりとなるだけでなく、遊びを通して子どもたちの独創性・発想力の向上支援につながっています。

知育パズルづくり
カリンバづくり
完成したカリンバ

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