技術情報
Deviceの故障(Replace)
2023.03.16
皆さんは今まで使用していたDeviceが故障してしまった経験はございませんか?
本記事では故障したDeviceを新たなDeviceに置き換える”Replace”機能についてご説明いたします。
本機能は必ずDeviceの故障時のみご利用ください。
また同じDeviceで1日にReplaceを複数回繰り返しますと、システムエラーが起きる
可能性がございますのでご注意ください。
Replace機能の仕様
Replace機能は、今まで使用していたDevice(下図のDevice A)が故障で使えなくなった際に、故障Deviceの代替Device(下図のDevice B)を同一のToken ※で運用するためにDeviceを置き換える機能になります。
※Token : 回線の利用権
Replaceを行う前に
まず初めにReplace機能をご利用される際はReplace先のDeviceを用意しなければなりません。
Deviceを用意する際の注意事項といたしまして、Replace先の新Deviceは故障したDeviceと同じDeviceTypeを選択していただく必要があります。
またReplace先のDeviceにTokenが紐づいていた場合Replaceが失敗してしまうため、意図せずにTokenが紐づかないよう設定していただく必要があります。
本項目ではこれらの注意点を踏まえて、①Backend上に登録しているDeviceをReplace先に使用する場合と、②Replace先のDeviceを新たにBackend上に新規登録する場合の2つに分けて、Tokenが紐づかないようにDeviceを用意する方法をご説明いたします。
① Backend上に登録しているDeviceをReplace先に使用する場合
方法:”Restart”機能を使用してDeviceを用意する
既にSigfox回線を介してDeviceを運用している場合はこちらの「回線の利用停止方法」を参考に、回線を利用停止してからRestart機能をご使用ください。
(Unsubscription dateを使用する際は、対象のDeviceに紐づいているContractとDeviceが所属しているDeviceTypeに紐づけているContractが一致していることをご確認ください。)
1. Device - ListからReplace先のDevice Idを選択します。
2. Device [Id] - Informationの右上にある”Restart”から”Restart and set not activable”を選択し、 Deviceを通信停止(activable off)にする。
②Replace先のDeviceを新たにBackend上に新規登録する場合
方法:”New”機能を使用してDeviceを新規登録する
1. Device - Listの右上にある”new”を選択します。
2. DeviceTypeを選択した後、Device - New画面が表示されますので必要事項を入力しDeviceの 新規登録を行って下さい。登録方法につきましてはこちらをご確認ください。
DeviceをReplaceする方法
前項目でReplace先のDeviceの準備は終わりましたので、本項目では実際にReplaceする方法をご説明いたします。
1. Device – Listの右上にある”Replace series”を選択します。
2. ReplaceするDevice情報をファイルに記載します。
下記画面に必要情報を入力し、[OK]をクリックするとDeviceがReplaceされます。
※サンプルファイルはあらかじめご用意していただく必要がございます。
(複数Deviceを一括でReplaceすることもできます。)