技術情報
メッセージ送信方法 - Sigfox Shield for Arduino
2020.04.20
Sigfox Shield for ArduinoはArduinoと接続することでメッセージを送信することができます。ここではArduino Unoを使ってメッセージを送信します。
メッセージを送信するための準備
- まず、Arduino UnoとSigfox Shield for Arduinoを用意します。
- Arduino UnoとSigfox Shield for Arduinoをしっかりと接続します。
- Sigfox Shield for Arduinoにアンテナを接続し、パソコンのCOMポートにArduino Unoを接続します。
Arduino IDEのインストールとArduinoの接続
- ご自身のOS環境(Windows, Mac OS X, Linux)にあった Arduino IDEをダウンロード / インストール
- インストール終了後、Arduino IDEを起動
- ツール → ボードが"Arduino/Genuino Uno"となっていることを確認
- ArduinoとPCを付属ケーブルで接続し、シリアルポートとして認識されることを確認
- ツール → シリアルポートで認識されたCOM番号を選択
サンプルプログラムの書き込み
- https://github.com/kccs-iot/sigfox-shield-arduinoから"sigfox-shield-arduino-master.zip"をダウンロード
- Arduino IDEを起動し、"スケッチ"→"ライブラリをインクルード"
→".ZIP形式のライブラリをインストール…"
- "sigfox-shield-arduino-master.zip"を選択
- "スケッチ"→"ライブラリをインクルード"メニュー内に [sigfox-shield-
arduino-master]が追加されていることを確認 - "ファイル"→"スケッチ例"→"sigfox-shield-arduino-master"→"basic"
→"basic-demo"を選択(ソースコードが表示されます) - 検証・コンパイルに成功したら、マイコンボードに書き込んでください。
- ※"ツール"→"シリアルモニタ"で送信状況が確認できます。
Sigfoxのメッセージ
Sigfoxのメッセージには最大12バイト(16進数表記)のデータを含めることができます。先程送信したメッセージフォーマットを確認してみましょう。
サンプルプログラム「basic-demo」で送信されるメッセージフォーマットは下記の通り
例)10回目の送信で、温度23.4度、電圧3.2Vの時
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