- プレスリリース
安否確認サービス「安否ナビゲータ」に、
ユーザーの位置情報、近隣の避難場所を地図上で確認できる機能を実装
2021年10月25日
京セラコミュニケーションシステム株式会社
代表取締役社長 黒瀬 善仁
京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬善仁、以下KCCS)は、安否確認サービス「安否ナビゲータ」に、災害発生時にユーザーの位置情報、近隣の避難場所を地図上で確認できる機能を実装し、2021年10月25日から提供開始します。
近年、地震や地震による津波の発生、台風や大雨による土砂災害や河川の氾濫が多発しており、それによる被害も大きくなっています。災害発生時には自治体から防災無線が配信されますが、音声だけでは災害発生地域・避難場所の把握が難しい場合があります。また外出・出張先など土地勘のない地域では、避難場所を把握していない場合もあります。
一方で企業の総務担当者は、災害発生時に従業員の被災状況確認と、状況によっては安全確保の支援や救助要請を行う必要があります。そのためには、被災状況と従業員の居場所を把握できる仕組みが必要です。
このような背景から、安否回答時に端末のGPSから位置情報を取得し、担当者がユーザー(従業員)の被災状況と位置情報を地図上で確認できる機能と、ユーザーが専用スマホアプリから近隣の避難場所を地図上で確認できる機能を「安否ナビゲータ」に実装しました。
担当者は複数ユーザーの情報を地図上で視覚的に把握することができ、ユーザーの安全確保を支援するとともに、迅速な救助要請や救助活動に役立てることができます。
KCCSは今後も安否ナビゲータの機能拡張を図り、従業員の安全確保から事業継続まで、災害発生時に必要となる緊急対応を支援して参ります。
サービス利用画面

安否ナビゲータについて
「安否ナビゲータ」は、これまでKCCSが個別に提供してきた安否確認システムを汎用展開したクラウドサービスです。気象庁からの大規模な地震や警報以上の気象情報の発表に対して、登録しているユーザーへ自動で安否確認を行います。ユーザーが回答した内容は自動集計され、企業の総務担当者はユーザーの被災状況を確認することができます。
また、新型コロナウイルス感染症の感染予防・感染拡大の防止を支援する機能として、毎日の体温確認および、ワクチン接種状況や接種後の体調確認機能を実装しています。
機能一覧
- 安否確認連絡機能(メール、スマートフォンアプリ)
- アンケート(業務連絡)機能
- 予約発報機能
- 代理回答機能
- 回答結果自動集計機能
- 緊急情報(地震、津波、気象)自動連携機能
- ワクチン接種状況/体調確認機能
- 防災メール配信機能
- ユーザーの位置把握機能(2021年10月25日提供開始)[NEW]
- ユーザーの近隣の避難場所確認機能(2021年10月25日提供開始)[NEW]
その他
本サービスの利用には、サービスを利用している企業によるユーザーのアカウント登録が必要です。登録を完了したユーザーは、自身のスマートフォンに専用のアプリケーションをダウンロードすることでサービスを利用できます。
サイトURL :https://www.kccs.co.jp/ict/service/anpi/
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