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ゼロエミッション・データセンター地鎮祭開催 ~12月着工、2024年秋開業予定~

2022年12月28日

京セラコミュニケーションシステムは、11月24日、北海道石狩市で計画している再生可能エネルギー100%で運営するゼロエミッション・データセンターの地鎮祭を執り行いました。これまで関係者の皆様に大変多くのご協力をいただき、地鎮祭を迎えることができました。

ゼロエミッション・データセンターでは、地域の豊富な再エネ電源を活用するとともに、当社所有の太陽光発電所を新設し、それらの再エネ電源を直接利用することで、データセンターを再エネ100%で運営する計画です。再エネの地産地消の可能性を実証するとともに、国内でのデータ分散保管や、データセンター技術者・エネルギー関連技術者などの雇用創出による地域活性化への貢献を目指します。

2022年12月からデータセンター建設に着工し、2024年秋開業予定となります。データセンターサービス開始に向けて、設備の設計・構築およびゼロエミッション・データセンターの開業準備を進めます。

地鎮祭

開催日時 2022年11月24日(木)
開催場所 北海道石狩市
出席者

京セラコミュニケーションシステム株式会社 代表取締役社長 黒瀬 善仁

内閣府副大臣 衆議院議員 和田 義明 様

北海道石狩市長 加藤 龍幸 様

北海道副知事 土屋 俊亮 様

環境省 北海道地方環境事務所長 番匠 克二 様 ほか

修祓
鍬入れ
玉串奉奠
地鎮祭の様子

直会

地鎮祭後は直会(なおらい)を開催し、弊社代表黒瀬の挨拶の後、来賓の方々からもご挨拶をいただきました。

弊社代表挨拶

本日はお忙しい中、弊社のゼロエミッション・データセンター地鎮祭にご列席いただきまして、誠にありがとうございます。本データセンターは、約4年前となります2019年1月に計画を発表させていただきましたが、ここにお集まりのご来賓、関係者の皆様に、これまで大変多くのご協力を賜りようやく地鎮祭までこぎ着けることができました。皆様のご支援に深く感謝申し上げます。

本データセンターは12月に着工、2024年秋にデータセンターを開業する予定です。地域の豊富な再エネを活用させていただくとともに、弊社が太陽光発電所を新設します。それらの再エネを直接利用することで、データセンターを生の再エネ100%で運営していく計画です。

国内では、2050年カーボンニュートラルの達成に向けた再エネの地産地消、政府が推進する「デジタル田園都市国家構想」におけるデータセンターの地方分散、などが重要テーマとなっています。今年、脱炭素先行地域に選定されたこの石狩の地で、ご来賓、関係者の皆様とも連携し、再エネの「地産地活」の可能性を実証していくことを目指して、2024年の開設に向けて準備を進めてまいります。そして、データセンター技術者・エネルギー関連技術者などの雇用創出や地元企業様との連携を通じ、北海道ならびに石狩市の活性化に貢献してまいりたいと思います。引き続き、ご支援のほどお願い申し上げます。

工事期間中は近隣の皆様にはしばらくの間ご不自由をおかけしますが、何卒ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 黒瀬 善仁 代表取締役社長 黒瀬 善仁

ご来賓挨拶

本日は京セラコミュニケーションシステム様のZEDプロジェクト地鎮祭が無事厳粛な空気の中で執り行われましたことを心からお慶び申し上げます。京セラコミュニケーションシステム様がこの事業とこの場所を信じ、石狩市をお選び決めていただけたことは、私共にとってもこの上ない誇りになります。全力で2024年の竣工に向けて、そのあとのプロジェクト成功に向けてワンチームになって応援させていただきたいと思います。

石狩市は、再生可能エネルギーの生産、ディストリビューションに向けて北海道の中でも進んでいる最もポテンシャルの高い町であり、実際に使っていただける方に石狩に来ていただく、活用していただく、石狩が全国の先進事例になっていく、そのことをなんとしても着実に進めていきたい、そして強いては石狩の利益になり、石狩に投資をしてくださる企業様の利益になり、そして日本の利益につながっていくという風に思っておりますので、私もこのチームの一員としてしっかりと頑張ってまいります。

内閣府副大臣 衆議院議員 和田 義明 様 内閣府副大臣 衆議院議員 和田 義明 様

京セラコミュニケーションシステム様とこれまで数年にわたり協議・ご相談してきたことが、晴れて地鎮祭という形で本日を迎えることができ感無量の気持ちで一杯です。

石狩市が脱炭素の先行地域に選ばれた背景として、今回の取り組みが脱炭素の再生エネルギーを活用した「地産地活」である点が、先行地域に選ばれた要素の一つでもあります。さまざまな持続可能な街づくりのためにご貢献をいただいていることに改めて感謝申し上げます。また私共5万8千人の基礎自治体ではありますが、地球環境問題にできる限りの寄与をしていく所存であります。

2024年に向け、安全に事業工事が行われ、無事開所式が行われることを楽しみにしております。

北海道石狩市長 加藤 龍幸 様 北海道石狩市長 加藤 龍幸 様

ゼロエミッション・データセンターの地鎮祭が無事に執り行われましたこと、誠におめでとうございます。データセンター建設に北海道石狩市を選んでいただき、喜ばしく思っております。

令和3年6月、経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に『ゼロカーボン北海道』の推進が明記され、北海道としてもゼロカーボンに取り組んでいます。北海道の豊富な再生可能エネルギーを地域で使う、「地産地活」のモデル事例としてデータセンターが誕生することを、大変うれしく思っています。この豊富な再生可能エネルギーを産業に変えていくことが大切だと考えており、石狩市を牽引力にして北海道全体の活性化に結びつけていく、データセンターを石狩市に集積させて海外とケーブルで結び、アジアのゲートウェイとなるよう、北海道としても取り組んでまいります。

海道副知事 土屋 俊亮 様 北海道副知事 土屋 俊亮 様

本日無事に地鎮祭が挙行されました。誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

この度の「ゼロエミッション」を冠するデータセンターは、今後このような取り組みを広げていくにあたっても、非常に力になっていただけるものと心を強くしております。石狩市は環境省の脱炭素先行地域に選定させていただいております。この地で、再生エネルギーを使った「ゼロエミッション」のデータセンターは非常に注目される例となります。環境省では、「環境と経済の好循環」を推進しており、まさにそのモデルとなる例ではないかと考えていますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。

環境省 北海道地方環境事務所長 番匠 克二 様環境省 北海道地方環境事務所長 番匠 克二 様

関連情報

2024年秋 開業予定 北海道石狩市で計画するゼロエミッション・データセンター

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