公共図書館のDX推進に向けた取り組み

新型コロナウイルスの蔓延や読書バリアフリー法の制定、ICT技術の進歩など、公共図書館を取り巻く環境は⼤きく変わってきています。
変化を求められる図書館に対して、京セラコミュニケーションシステムが提供するAI活⽤、ユニバーサルサービス、新型コロナウイルス対策(⾮来館・⾮接触サービス)に対応したサービスについてご紹介します。また、今後は、AI技術を活用したセルフ貸出機能、AI選書など、図書館職員様の業務負荷の軽減・図書館利用者様へのサービス向上を目指します。

提供サービス

AI蔵書管理サポートサービス「SHELF EYE」

タブレットやドローン等で撮影した書架画像を画像解析AIで書誌特定、図書館システムとマッチングさせることで、写真を撮るだけの蔵書点検を実現します。特定した書誌情報を参照してリアルタイムに書架整理することもできます。

バーチャル図書館

背表紙画像を活用した仮想本棚を作成し、図書館に来館することなく、書架から本を探して予約や試し読みをすることができます。AR・VR技術を活用し、バーチャル図書館を構築することもできます。

オーディオブック連携

目で楽しむ電子書籍だけでなく、耳で楽しむ「オーディオブック」を図書館システムから視聴できます。目が疲れたなという時にも読書を楽しむことが可能です。(読書バリアフリー法対応)

スマートスピーカー

スマートスピーカーと連携することで声で図書館システムの操作が可能になります。喋りかけるだけで資料検索、オーディオブックが利用できるため視覚障害者の方がお一人でもご利用が可能になります。

AI行動分析「ABEJA INSIGHT」

行動分析AIを活用して館内利用者の動線や手に取った本や、滞在時間などを分析することが可能です。顔認証技術と合わせて利用券のやり取りなく貸出処理を行うこともできます。

利用者カードのデジタル化

公共図書館システム「ELCIELO」は、図書館の利用者カードのデジタル化に対応しています。利用者は自分のスマホを利用者カードとして利用でき、カードを忘れて来館した場合でも、問題なく本を借りることができます。

緊急事態対応と非来館サービスの拡充

新型コロナウイルス感染拡大の影響における図書館の閉館等、未曽有の経験から、災害時等の緊急事態時にも対応できる図書館サービスや非来館サービスの必要性が浮き彫りになりました。公共図書館システム「ELCIELO」では、緊急閉館時にも対応できる新たな機能や、非来館でのサービスを拡充しました。

01.予約停止機能

WebOPACで一時的に新規予約の受付のみ停止することができます。
一部図書館ではウェブサイト、WebOPACを停止したことで、公開していた電子資料、蔵書検索ができなくなることがありました。ELCIELOであれば、予約受付のみ停止して従来の検索機能を継続利用することが可能です。

02.貸出中資料・予約確保資料の延長機能

急な休館の際、返却期限日や予約取置期限日を図書館様の操作で自由に変更することができます。
図書館様の意図しない延滞本や取置期限超過資料の発生を防ぐことができます。

03.一括メール送信機能

開館時間の短縮、休館案内など登録利用者様全員にご案内したいと思ったのにシステムで対応できなかったことはありませんか。
ELCIELOでは図書館様から利用者様全員に宛てて、メールで休館情報などをご案内することができます。メールサーバの負担軽減のため、対象数や一括送信数の制限設定も可能です。

04.電子図書館(電子書籍)オーディオブック連携

休館時などでも図書館を利用できる非来館サービスにも対応しております。
電子図書館サービスはもちろん、通勤・通学・家事の合間など、紙の本を読みにくい場合でも耳で読書ができるオーディオブックとの連携を開始致しました。

05.仮想本棚バーチャル図書館

本との出会いは、本棚を眺めることで見つけられることがあると思います。ただ、昨今は、滞在時間の制限や、長期休館を迫られる場合もあり、そういった出会いが減ることが想定されます。そこで、バーチャルの本棚を見て書架に並んだ本を探すことで、新たな本との出会いを提供することが求められると考えております。
ELCIELOでは、背表紙画像を活用することで仮想本棚を利用できるようになります。
これにより、WebOPACで本棚から本を探す楽しみをオンラインで提供していきます。

「ELCIELO」は、公共図書館向けに開発された蔵書管理・貸出管理などを行うWebアプリケーションシステムです。2002年の誕生以来「みんなのそばに図書館を」という製品コンセプトのもと「ユニバーサルデザイン」をユーザーインターフェースに採用し、音声読上ソフトへの対応、見やすさを考慮した配色、UDフォントへの対応など、利用者にとって快適で使いやすいシステムを目指し機能強化に取り組んでいます。

  • 掲載されている情報は、2021年7月現在の情報です。

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