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公共図書館システム「ELCIELO」、画像解析AIによる蔵書点検システムを開発へ蔵書点検における業務の負荷軽減・効率化とコスト削減を支援

2019年11月06日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
代表取締役社長 黒瀬 善仁

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長:黒瀬 善仁、以下KCCS)は、公共図書館システム「ELCIELO」とKCCSグループの株式会社Rist(本社:東京都目黒区 代表取締役社長 藤田 亮、以下Rist)が提供する画像解析AIを組み合わせた蔵書点検システムの開発を開始しました。

図書館の全ての蔵書を点検する「蔵書点検」は、図書館業務の中でも特に負担が大きな業務のひとつです。実施にあたっては図書館を臨時休館にしたうえで、職員総出で全蔵書を専用の機器で1点ずつ読み取り、図書館システムの登録データベースとマッチングを行う必要があるなど、図書館運営の大きな負担となっています。
このような負担の軽減策としてRFID読み取り機器を使用して蔵書を一括で読み取る「IC蔵書点検」が挙げられますが、蔵書の全てに1点ずつICタグ(RFID)を貼付する工数や機器の導入コストが課題と言われています。
自治体においては昨今の人手不足の中、蔵書点検業務を行う人員の確保がさらに困難になり、図書館サービスのさらなる向上のためには、コストを抑え効率的な蔵書点検を行うシステムへのニーズが高まることが予想されます。

今回、KCCSが開発を進めている蔵書点検システムでは、まずスマホやタブレットなどで図書館の書架一面を撮影し、画像データをRistが提供する画像解析AIに取り込みます。続いて画像に写る複数冊の書誌の背表紙からタイトル・著者名・分類番号をAIが分析、図書館が保有する書誌登録データベースとマッチング・照合し、蔵書点検を行います。これにより手作業で1点ずつ点検することなく、写真撮影することでまとめて蔵書点検できるようになります。
まずはタブレットなどで撮影を行うことを想定し2020年2月の提供開始を目指します。書架の撮影については、将来的にはドローンなどを駆使し、無人状態での撮影自動化にも対応する構想です。また、撮影した背表紙画像データと図書館システムの書誌データを活用し、自宅などからでも図書館を体験できるバーチャル図書館の開発も検討します。

KCCSは公共図書館システム「ELCIELO」と画像解析AIを組み合わせた本システムの提供により、公共図書館の蔵書点検業務の効率化に貢献します。

最初に該当の書架を撮影。次に画像解析AIが書架の背表紙画像を分析し、書誌登録データとマッチング照合(方法としては撮影した書架の背表紙画像データと書誌の登録データをAIによる画像分析とデータのマッチング照合を行い、これを繰り返す)。解析結果を図書館システム「ELCIELO」に取り込む。その結果、所在不明の書誌リストを出力する。
「ELCIELO」と画像解析AIを組み合わせた蔵書点検のイメージ

展示会への出展予定

本システムは、2019年11月12日~14日にパシフィコ横浜で開催される「第21回図書館総合展」に出展します。

またKCCSでは本システムに加え、図書館運営の負担となる高額なIC関連機器の導入コスト削減を目的に、来館人数のカウント機器として導入されているICゲートに代わるシステムの開発も計画しています。ICゲートの代用システムには株式会社ABEJAの画像解析技術(ABEJA Insight for Retail)を採用予定です。こちらも図書館総合展で利用イメージをご紹介します。

公共図書館システム「ELCIELO」について

URL:https://www.kccs.co.jp/ict/service/elcielo/

  • 製品の仕様・サービスの内容は予告なく変更させていただく場合があります。
  • 製品名・サービス名および会社名はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
  • この蔵書点検システムは特許出願中です。

掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。

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