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第2回「サイバーセキュリティ・ハンズオントレーニング」を開催京都・大阪の産・官・学が連携し、ホワイトハッカー・IT人材の育成を推進
2019年10月31日
京都府警察本部サイバー犯罪対策課
京セラコミュニケーションシステム株式会社
立命館大学 情報理工学部
京都女子大学 現代社会学部
大阪電気通信大学
京都産業大学 情報理工学部
京都府立京都すばる高等学校
京都府警察本部サイバー犯罪対策課(所在:京都市上京区、以下京都府警察)と京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬 善仁、以下KCCS)は、立命館大学 情報理工学部、京都女子大学 現代社会学部、大阪電気通信大学、京都産業大学 情報理工学部、京都府立京都すばる高等学校の協力のもと、11月10日に第2回「サイバーセキュリティ・ハンズオン(体験学習)トレーニング」を京都で開催します。

近年、サイバー攻撃が社会の重大な脅威となっている一方で、企業や社会の安全を守るホワイトハッカーや情報セキュリティに通じたIT人材は不足しており、人材の育成・確保が喫緊の課題となっています。また、情報セキュリティ業界では文系出身者や女性の活躍も進んでいますが、まだ少数に留まっているのが現状です。
このような中、京都府警察サイバー犯罪対策課は、京都府下に所在する企業の情報セキュリティを守るとともに社会的に広く活躍するホワイトハッカーの育成・輩出を目指し、京都に本社を構え情報セキュリティをはじめ広くICT事業を展開するKCCSと連携、本セミナーを企画しました。
第2回となる今回は文系学生からも参加者を募ります。また女性にも情報セキュリティエンジニアの仕事をより身近に感じていただけるよう、セミナーには現役の女性エンジニアも講師として参加し、ハンズオン(体験学習)やゲーム感覚のコンテストを通じてエンジニアの仕事を楽しく学んでいただきます。
セミナーでは、まず悪意のあるハッカーの視点から考えてみることでWebアプリの脆弱性を発見する方法を学び、実際にWebアプリの脆弱性診断を体験いただきます。その後、初心者・上級者別にゲーム感覚で楽しく学べるチーム対抗のコンテストを行います。コンテストでは、架空のWebアプリの脆弱性を探すバグハンティングと、ドローン操作システムのハッキングを通じて発見した脆弱性の数を競い、ドローンなどのIoT機器に連携するシステムに潜在する情報セキュリティリスクを体感し、そうしたリスクに対処するエンジニアの具体的な仕事と社会的意義を学習いただきます。
本セミナーの開催を通じて、サイバー攻撃が企業や社会に与える影響の理解向上を図り、リスクに対処するスキルを持つホワイトハッカーやエンジニアとして社会的に広く活躍する人材の育成を推進して参ります。
概要
名称 | 第2回サイバーセキュリティ・ハンズオントレーニング |
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開催日 | 2019年11月10日(日)10:00~18:00 |
場所 | 京セラコミュニケーションシステム株式会社 京都烏丸事業所 京都府京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町22(三光ビル6F) |
対象者 | 大学生・高校生 |
定員 | 30名 |
参加費用 | 無料 |
内容 |
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