第16回 情報セキュリティEXPO 春|クラウドセキュリティ製品やCSIRT支援サービスをご紹介

2019年05月17日

同時開催の「Japan IT Week 2019【春・後期】としては、
3日間で約66,000名の方が来場されました
KCCSの通路看板

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、2019年5月8日(水)~10日(金)まで東京ビッグサイトで開催された「第16回 情報セキュリティEXPO 春」に出展しました。本展示会は情報セキュリティや標的型攻撃対策のあらゆる製品が一堂に出展する専門展です。KCCSは、「ハッカーも悪いがあなたも悪い・・・『やったつもり対策』のSecureOWL」をテーマに、クラウドセキュリティ製品やCSIRT支援サービスを中心に、セキュリティソリューション「SecureOWL」をご紹介しました。

KCCSブース

ブースでは、毎年ご好評いただいているミニセミナーを開催しました
展示では、セキュリティソリューション「SecureOWL」の
幅広いラインナップをご紹介しました

出展製品・サービス

  • CSIRT支援サービス
  • クラウドセキュリティ/CASBサービス「Netskope」
  • セキュリティ免疫システム「Darktrace」
  • 統合型エンドポイントマネジメントソリューション「LanScope Cat/プロテクトキャット」
  • 改ざん検知・侵入検知システム「Tripwire Enterprise」

ミニセミナー

ミニセミナーでは、注目の3つのテーマを取り上げました
立ち見が出るほどの大盛況

(1)CASB [Netskope] やったつもりのクラウドセキュリティ対策 ~シャドーITがなぜ生まれるのか~

昨今、一般的で利用者も多いクラウドサービスにおいて情報漏えい事故が発生するなど、クラウド利用におけるセキュリティインシデントが度々ニュースで話題となっています。本セミナーでは、企業のクラウドセキュリティについて、対策を「やったつもり」になっていても実際には不十分な運用となっていた事例をいくつか挙げ、企業のクラウドサービス利用における課題と、本当に実施すべき対策について論じました。そして、今後も働き方改革などでますます企業のクラウド利用が増大することを想定し、クラウドサービス利用の自由度を高めつつ、適切な対策を可能とするCASBサービス「Netskope」をご紹介しました。

(2)実録 インシデントレスポンス ~サプライチェーンの弱点からみえてきた中国のマルウェア事情~

IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が発表した「情報セキュリティ10大脅威 2019」で初登場した「サプライチェーン問題」を取り上げ、実際に発生したインシデントで使われた攻撃手法のデモを行い、ハッキングの様子をご体験いただきました。近年のサイバー攻撃はますます高度化し、その点にフォーカスしたソリューションが多数登場していますが、実は、パッチを当てるなどの基本的なセキュリティ対策が徹底できていなかったことによるインシデント発生も多く、意外なところにセキュリティの盲点があり、被害が拡大してしまう恐れがあることを解説しました。

(3)事例で語る!リアルタイム啓発ツールを活用したセキュリティリスク低減活動の勘所

企業のご担当者様からは、ルール策定や定期的なセキュリティ教育などを実施しても、なかなかユーザ(社員)のセキュリティリテラシーが向上しない、ユーザが起こしたセキュリティイベントに対して啓発活動を行う人手が足りない、といったお悩みをよく伺います。本セミナーでは、当社で開発・自社導入している自動啓発ツールをご紹介しました。従来は担当者がその都度対応していた、パッチの当て忘れや非認可のクラウドサービス利用、アプリケーションのインストールなどをリアルタイムに検出し、継続的にユーザに啓発することで、社内においてルールの逸脱やセキュリティイベントが低減した事例を解説し、社員一人ひとりのリテラシー向上に向けた取り組みの在り方を論じました。

 

KCCSは、今後もセキュティソリューションのサービスメニューや取り扱い製品の拡充を図り、より一層お客様に貢献できるようサービス向上に努めて参ります。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。

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