Sigfoxを活用した高齢者見守りサービスの実証実験が大阪でスタート

2018年07月27日

大阪府住宅供給公社、株式会社VALUECARE、京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は、3者共同で、VALUECARE製の振動センサとKCCSが提供するIoTネットワーク「Sigfox」を活用した、安価な高齢者見守りサービスの実証実験を開始します。

実証実験は大阪府住宅供給公社の賃貸住宅の入居者からモニターを募り、2018年8月から4か月間実施されます。実証実験では、単身高齢者(65歳以上)の冷蔵庫ドアなど(1日1回は開け閉めを行う場所)に振動を感知するセンサを取り付け、開閉時に感知される信号をSigfoxで取得し、コミュニケーションアプリのLINEやメールの通知により、離れて暮らす親族が長時間使用がないなどの異変を確認できる仕組みを検証します。

これに伴い7月19日に、実証実験を相互に協力して行うことに関する協定の締結式が大阪府住宅供給公社の本社で開催され、KCCS 取締役 兼 LPWAソリューション事業部長 松木 憲一が出席しました。

(左から)VALUECARE 代表取締役 井出氏、大阪府住宅供給公社 常務理事 西谷氏、KCCS 取締役 兼 LPWAソリューション事業部長 松木

KCCSはSigfoxを通じて、すべてのモノが「つながる」安全、安心な社会づくりに貢献します。

Sigfoxについて

Sigfoxは、低コスト、低消費電力、長距離伝送を特長とした、グローバルな通信規格です。2009年よりフランスで導入が始まり現在45か国に展開、2018年中には60か国に拡大される予定です。日本においてはKCCSが唯一のSigfoxオペレータとして、インフラ構築およびネットワークサービスの提供を行っています。

IoTネットワーク「Sigfox」サービスサイト

sigfox operator

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