本を耳で聴く「オーディオブック配信サービス」
日本最大級のオーディオブック配信サービスが、公共図書館でも利用可能に
概要
本を耳で聴く「オーディオブック配信サービス」の概要
「オーディオブック配信サービス」 は、KCCSの公共図書館システム「ELCIELO」と株式会社オトバンクが提供する「audiobook.jp」が連携した「ELCIELO」のオプションサービスです。2019年6月24日に施行された「バリアフリー法」※1 への対応の一つとして、本を耳で楽しめるサービスを提供しています。
コロナ禍により社会全体がオンライン化、非接触化が進み、新しい生活様式に変化している中で、図書館においても非来館型サービスへの需要が高まっています。利用者が来館の必要性がなく、専用アプリや特別なプラグインのインストールも不要な「オーディオブック配信サービス」は、どこからでも利用できる図書館の施策の一つとして活用されています。
特長
公共図書館システム「ELCIELO」のWeb OPAC、スマートフォンOPACから視聴可能
「ELCIELO」は、公共図書館向けに開発された蔵書管理・貸出管理などを行うWebアプリケーションシステムです。2002年の誕生以来「みんなのそばに図書館を」という製品コンセプトのもと「ユニバーサルデザイン」をユーザーインターフェースに採用し、音声読上ソフトへの対応、見やすさを考慮した配色、UDフォント※2への対応など、利用者にとって快適で使いやすいシステムを目指し機能強化に取り組んでいます。
「オーディオブック配信サービス」は紙書籍と同じように図書館のホームページから検索し、書誌詳細画面から視聴することができます。来館の必要性がなく、専用アプリや特別なプラグインのインストールも不要です。
日本最大級のオーディオブック配信サービス「audiobook.jp」
「audiobook.jp」は、27,000本を超える「聴く本」を提供する日本最大級のオーディオブック配信サービスです。ナレーターや声優が朗読した本を視聴することができます。
機械の合成音声が苦手な方や、オーディオブックを初めて利用される方にも違和感なくご利用いただけます。
同時接続による制限なし
コンテンツには同時接続数による制限がありません。そのため予約待ちがなく、自分の好きなタイミングで視聴することができます。
図書館スタッフ様の業務が最小限
オーディオブックはOPACの書誌詳細画面から視聴することができるため、図書館スタッフ様での貸出・返却業務が発生しません。
導入実績
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奈良県奈良市立図書館(3館)
導入開始時期:2020年5月1日~
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東京都八王子市立図書館(9館)
導入開始時期:2020年6月1日~
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愛知県日進市立図書館(単館)
導入開始時期:2020年12月24日~
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東京都文京区立図書館(10館)
導入開始時期:2021年1月11日~
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滋賀県大津市立図書館(4館)
導入開始時期:2021年2月1日~
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大阪府箕面市立図書館(5館)
導入開始時期:2021年3月1日~
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和歌山県紀の川市立図書館(2館)
導入開始時期:2021年4月1日~
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東京都台東区立図書館(7館)
開始時期:2022年1月10日~
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埼玉県越谷市立図書館(4館)
開始時期:2022年2月1日~
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京都府立図書館(単館)
開始時期:2022年5月1日~
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栃木県小山市立図書館(4館)
開始時期:2022年11月1日~
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千葉県佐倉市立図書館(6館)
開始時期:2023年3月1日~
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福島県大熊町「学び舎 ゆめの森」(単館)
開始時期:2023年8月1日~
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千葉県山武市立図書館(3館)
開始時期:2023年11月1日~
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北海道帯広市図書館(単館)
開始時期:2023年12月1日~
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埼玉県所沢市立図書館(8館)
開始時期:2024年3月1日~
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鳥取県鳥取市立図書館(10館)
開始時期:2024年3月1日~
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千葉県流山市立図書館(7館)
開始時期:2024年4月1日~
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富山県南砺市立図書館(5館)
開始時期:2024年4月1日~
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※12019年6月に「障がいの有無にかかわらず全ての国民が等しく読書を通じて文字・活字文化の恵沢を享受することができる社会の実現に寄与」することを目的に読書バリアフリー法が成立し、国・地方公共団体には環境整備が求められるようになりました。
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※2ユニバーサルデザインフォントの略で、さまざまな人が利用できるように年齢や障がいに配慮してデザインされたフォント。