2017年05月31日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
清水 宏治

京セラグループでは、毎年6月に全社スポーツ大会が開催されます。この行事は、各地域の予選を勝ち抜いた精鋭チームが、京セラグループのひとつの拠点(今年は東京)に集まり、頂点を目指して戦います。今年、私が所属する京都地区では、4月22日に予選会が開催され、本社、伏見、烏丸など、京都地区の京セラグループ各社から20チームが集まり、本戦出場をかけて戦いました。

残念ながら私のチームは20チーム中8位と、何とも中途半端な結果で終わってしまいました。しかし、この予選会を通して改めてチームワークや、そのチームを率いるリーダーの統率力が実際の組織運営においても非常に重要であることを学ばせていただきました。

先日、ある企業様にアメーバ経営のプレゼンテーションをさせていただく機会を頂戴しました。その際、お客様から「当社社員のレベルではアメーバ経営は難しいのではないか。」といったご意見をいただきました。しかし、私のコンサルタントとしての経験の中で、「社員のレベル」によって、アメーバ経営に取り組む難易度が変わるといった経験はありません。

京セラグループでは、入社して数年が経過すると、小さな部門の責任を任されますが、その頃には、リーダーが果たすべき役割や責任についてそれまでの職場の雰囲気の中で学んでいるように思います。それは、京セラフィロソフィの実践が大切であること、会社業績向上に貢献できるチームを如何に作り上げるかが責任者に問われること、そして、そのためには若手メンバーの育成を果たさなければならないことなどです。

「社員教育」というと、業務を遂行する上で、必要となる知識、技術の習得が重視されがちですが、マネジメント力や統率力をもったリーダーの育成がより重要だと考えます。このようなリーダーを輩出するには、その教育を継続的、効果的に行うことが必要です。そして、その実現のためには、自ずと、優れたリーダーが生み出されるような企業(組織)の風土を整えておくことが有効だと考えます。風土を醸成することは決して簡単ではありませんが、その第一歩は、求める人物像を明確にし、そのような人材が生まれる環境を整えるために必要なことを洗い出すことからはじまります。そこに課題があれば、次々に手を打っていく必要があるのです。

「京セラアメーバ経営」は、京セラにおいて「全員参加で経営理念実現を目指す」ために考えだされ、実践してきたメソッドです。それが「求める人物像」を輩出する風土の醸成を果たしているのです。

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