2011年12月27日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
堀 直樹

年の瀬が迫り、仕事や忘年会でお疲れの方が多いことと思います。先日12月5日の日経新聞に「自粛ムードなし 忘年会の数『昨年と変わらず』68%」とありましたように今年も数多く開催されている忘年会は、日頃の思いを発散し、懇親を深める身近なコミュニケーションの機会です。

会社の中で、お互いがざっくばらんに意見交換し、自分の意見を述べるのは、日常の仕事の中や会議では組織や役割の壁があり、現実的にはなかなか難しいものですが京セラ稲盛名誉会長は、社員同士のコミュニケーションの重要性について次のように述べています。「京セラでは、創業以来、心の通じ合える社員同士の結びつきを経営の基盤においてきました。『コンパ』や様々な行事は、社員の心をひらき、結びつきを強める機会として重要視してきました。」

社員同士が心を開いて懇親を深めることを目的に、京セラでは「コンパ」と称した飲み会を開催し、幹事が会次第や席次、今後の決意を発表する担当者までしっかりと決めて行っています。「コンパ」では、車座になって仕事や家族について語り合う光景などがよく見られますが、幹事は皆がコミュニケーションを図りやすいよう、配慮しながら進行していきます。お酒を酌み交わしながら、喧々諤々、本音で語り合うことができ、社員同士の一体感と、心の結びつきを強める機会になっているように思います。

年末年始は、日頃なかなか揃わないメンバーが集まり、忘年会や新年会でお酒を飲むことが多い時期です。日頃の労をねぎらうだけでなく、集まったメンバーがより深く理解しあい、メンバーと熱い思いを共有する絶好の機会として、皆様も積極的に活用されてはいかがでしょうか。

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