2011年05月31日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
清水 宏治

当社も4月に新しい期を迎えましたが、すでに2か月が経過しようとしています。年々、時間の経つのが早く感じられるようになり、今期の目標達成に向け一日一日を大切にしなければと身が引き締まります。

京セラグループでは「年度計画」のことを「MP(マスタープラン)」と呼んでいます。当然のことながら、MPは年度の必達目標です。しかし多くの企業で、年度計画が従業員の皆さんにとっては「必達目標」になっておらず、取り組みが経営環境次第の成り行き任せになってしまってはいないでしょうか。

年度計画の達成には経営環境に代表される外部要因が影響します。しかし、従業員から未達の要因として、そういったことが口をついて出てくるようでは次の成長は望めません。では、どう考えるべきか。私は京セラ名誉会長の稲盛から、次のように教えていただきました。

「目標を達成するためには、まず『達成したいと思う』ことが大切です。どの様な経営環境の変化があろうと、『なんとしても年度計画を達成したい』と思えば、そこから創意工夫や努力が生まれます。『どうしてもそうしたい、そうしなければならん』と思えば、あらゆる可能性を探って知恵をめぐらし、全身全霊をささげて創意工夫を重ね、また人様に教えを請い、知恵を借り、あらゆる努力を重ねて実現にこぎつけていくのです。思わないようではできるわけがないのです。」

従業員の一人ひとりに、この様な「思い」を持ってもらえるように、「京セラアメーバ経営」では、様々な仕組みや運用上の工夫があります。例えば「時間当り採算表」と呼ぶ管理会計資料によって、トップから末端まで同じ経営指標で活動成果を確認でき議論できること、MP立案時にトップダウンとボトムアップが調和するよう、立案プロセスに注意していることなどです。

今期もすでに2か月が経過しています。私自身、部門のメンバーが「何としても目標を達成したい」という気持ちをもって取り組んでくれるよう、また、そういった気持ちが満ちた職場になるよう、まずは私自身が「目標は達成できると信じ」、「強い思い」をもって取り組まなければならないと考えます。

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