ローカル5G高精度位置測位
ローカル5G高精度位置測位は、5G通信の特長である高速・大容量、低遅延、多数同時接続が実現可能なネットワークをそのまま利用しながら、さまざまなローカル5G端末の位置情報を提供する技術です。オフィスにおける新たな働き方改革や、工場、倉庫、港湾、病院における作業工程管理やDXなどに活用いただけます。
特長
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1ローカル5Gインフラ活用
BluetoothやUWBベースの技術とは異なり、位置測位専用のインフラが不要です。
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2仮想化(vRAN)とO-RAN対応
お客さま環境に合った柔軟な無線ネットワークの構築が可能です。ネットワークスライシングや準同期運用もサポートします。
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3豊富な端末
端末側を改修する必要がないため、さまざまなローカル5G対応端末(CPE)や、CPEに接続されたデバイスが利用可能です。
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4セキュア
ジャミングによる精度劣化や、盗聴の可能性が低いため、お客さま資産を大切に保護します。
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※5G ネットワークの一部として、3GPP セキュリティ標準によるもので、登録されたデバイスのみが ローカル5Gネットワークに接続できます。これは、お客さまの資産の位置情報が不正なアクセスから保護されることを意味します。
ユースケース
作業員の工程管理
現場における作業員の行動・工程把握、危険区域への侵入防止や災害時の従業員位置把握による安全管理
工場・物流施設でのロボット制御
工場、倉庫における自動搬送車(AMR)やロボットのトラッキング、自己位置把握
港湾DX
フォークリフトや移動式クレーンの位置把握や高価なアセット・装置の在庫管理
ミュージアムガイド
博物館や美術館における位置連動型ナビゲーション、ガイダンス
病院
院内のベッドや車いす、その他医療関連の機器の位置を把握