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ALLOÀL'HUILE社、環境フットプリントを削減するためSigfoxを活用

2020.10.06

Alloàl'huile社は、Sigfox社との提携により、フランスの25,000を超えるレストランからの使用済み食用油の回収を最適化

パリ、フランス 2020年10月6日

産業データのグローバル0Gネットワ​​ークおよびクラウドプロバイダであるSigfox社は、CO2排出削減を目標に掲げ、使用済み食用油回収のスペシャリストであるAlloàl'huile社とのパートナーシップを発表しました。

使用済み食用油回収で30年以上の経験を持つAlloàl'huile社は、フランス全土のケータリングおよび食品業界に独自のサービスを展開しています。同社は、25,000を超えるフランス料理店の使用済み食用油の定期的な回収と処理を請け負っています。収集後した油はB7バイオディーゼルで使用されるバイオ燃料に変換され、リサイクルされます。これはガソリンスタンドで利用可能であり、温室効果ガス排出量を87%削減します。

Sigfoxの0Gネットワ​​ークを活用することで、Alloàl'huile社独自の二酸化炭素排出量に対する取り組みはさらに進んでおり、使用済み食用油回収のビジネスで、ロジスティクス活動の環境への影響に対処するパイオニア企業になっています。

Alloàl'huile社は、顧客数に関する情報にアクセスするためのテクノロジーパートナーを必要としていました。当初の目的は、使用済み食用油回収を最適化し、移動距離を短縮してCO2排出量を削減することでした。

Alloàl'huile社の社長WilfriedMartin氏は説明します。
「お客様のニーズを予測して回収を最適化し、チームが適切なタイミングで介入できるように、お客様の使用済み食用油タンクの容量を知る必要がありました。以前は、お客様が最適な容量レベルに到達するずっと前に回収に回ることもありました。Sigfoxと連携してタンクにIoTソリューションをインストールし、接続されたグローバルソリューションを使用することで、顧客サービスを改善しつつ、移動を20%カットし、顧客コストを削減しながら、この重要なニーズを満たすことができました。」

SigfoxのIoTサービスとその0Gネットワ​​ークのおかげで、Alloàl'huile社はいくつかの大規模なレストランチェーンから、0Gネットワークでしかデータを送信できない地域にある小規模な店まで、300以上のレストランにソリューションを提供しています。さらに、Sigfox社が提供する追跡システムは、多くの規格(ISO、HACCP、またはISCC-国際持続可能性カーボン認証)に準拠するために絶えず進化しています。

「私たちは、環境への影響に対する削減に日々貢献しているAlloàl'huile社などの企業と協力できることを誇りに思っています。これは、SigfoxとIoTソリューション、および0Gにとっても非常に重要な目標です。本ネットワークは、私たちが日々この目標に向かって達成することを可能にしてくれます」と、SigfoxFrance社 取締役社長PatrickCason氏は付け加えます。

 WilfriedMartin氏もさらに熱く語ります。
「Sigfox社のサポートを受けながら、すべてではないにしてもほとんどのお客様に対して、回収をさらに改善し、水処理ネットワークを汚染しない使用済み食用油をリサイクルすることを目指しています。これは走行距離を増やすことなく行われるため、フランスのCO2排出量削減に大きく貢献しています。」

さらに両社は次のステップとして、タンクに加え使用済み食用油貯蔵ドラムのソリューションの開発を一緒に考えています。小さく、持ち運びができる低価格のコンテナに対して、0Gネットワ​​ークを使用するSigfoxのような低コストな通信サービスは相性が良いと言えます。

詳細はこちら(英語)
https://www.sigfox.com/en/news/allo-lhuile-counts-sigfox-reduce-its-environmental-footprint

著者情報

Sigfox編集部

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