• プレスリリース

標的型攻撃や内部不正から機密情報を守る、内部インフラに特化したセキュリティ監視・運用センター「SecureOWL Center」を開設

2017年05月09日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
代表取締役社長 黒瀬 善仁

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社:京都市伏見区 代表取締役社長 黒瀬善仁、以下KCCS)は、エンドポイントから内部ネットワーク・クラウドまでを対象に、標的型攻撃や内部不正から機密情報を守るセキュリティ監視・運用センター「SecureOWL Center」を開設し、5月9日よりサービスを提供開始します。

標的型攻撃をはじめとするサイバー攻撃は、既存のセキュリティ対策を容易に突破し、企業経営の根幹を揺るがす重大な脅威となっています。また、外部の人材活用による社内ネットワークへの接続ユーザの多様化、企業におけるクラウドサービスの活用が進み、内部からの情報漏えいリスクは増加の一途を辿っています。

企業はこれらのリスクに対し、さまざまな対策を講じています。しかし、サイバー攻撃の高度化に伴うセキュリティインシデントの増加や、利用状況の把握が困難なクラウドサービスの浸透による新たな内部不正の脅威など、限られた運用担当者だけでの対応は困難になりつつあります。

これらの課題に対し「SecureOWL Center」は、エンドポイントから内部ネットワーク・クラウドまでを対象に、24時間365日体制でセキュリティ監視・運用サービスを提供します。AIを使ったアノマリ監視や、セキュリティアナリストのノウハウ・知見を活かした分析で、重大かつ発見が困難な未知の標的型攻撃や、クラウド利用までを含めた内部不正を検知・対処し、機密情報の漏えいリスクを低減します。

  • ある法則・理論からみて異常な、または説明できない事象のこと

SecureOWL Centerの特長

  • 1AIによるアノマリ監視

    脅威を検知するセンサをお客様環境に設置いただき、AIによるアノマリ監視を行い、重大かつ発見が困難な未知の標的型攻撃やクラウド利用まで含めた内部不正の脅威を24時間365日体制で監視します。検知されたセキュリティ脅威はアナリストが調査・分析し、あらかじめ取り決めた緊急度に応じてお客様へご連絡します。

  • 2セキュリティアナリストによる脅威分析と対応サポート

    お客様既存システムを把握している担当アナリストが、アノマリ監視で検知された脅威アラートを分析し、対応策などを定期的に報告します。月次のレポートによる対応実績・傾向分析結果の報告に加え、日次報告を行うことで、脅威への迅速な対応をサポートします。

  • 3監視・対策・予防までワンストップで提供可能

    データセンター事業で培ったインフラ監視・運用の経験と、各種セキュリティソリューションを提供するノウハウを活かし、企業のセキュリティ監視・対策・予防までワンストップでご提供します。

取扱製品・サービス

  • 「Enterprise Immune System」(Darktrace社)
  • 「Netskope」(Netskope社)
  • 「プロテクトキャット Powered by Cylance」(エムオーテックス社)

イメージ

KCCSは、「SecureOWL Center」により、お客様のセキュリティ運用負荷を軽減し、本来のビジネスに注力いただけるよう支援していきます。今後、サービスメニューや取扱製品の拡充を図り、より一層お客様に貢献できるようサービス向上に努めて参ります。

「SecureOWL」について

2005年のサービス開始以来6,500サイト以上の診断実績を誇るWebアプリケーション脆弱性診断サービス、国内有数の販売実績を誇るTripwireや機械学習と数学理論を用いた分析で自己学習し未知の脅威を検知するDarktrace「Enterprise Immune System」など、各種セキュリティ製品・サービス提供の経験とノウハウを活かし、KCCSのセキュリティブランド「SecureOWL」を展開しています。鋭い眼光と広い視野で、暗闇でも見通すフクロウ(OWL)をブランドキャラクターとしました。お客様の環境を監視し、大切な情報を守るためのセキュリティソリューションを提供します。

KCCSのセキュリティ事業について

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