【自治体総合フェア2016 レポート】地域の安心・安全なまちづくりに貢献する防災ソリューションをご紹介

2016年05月25日

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、2016年5月18日(水曜日)~20日(金曜日)にかけて、東京ビッグサイトで開催された「自治体総合フェア2016」(主催:一般社団法人 日本経営協会)に出展しました。

本イベントは、自治体が求める「地域社会に活力を与えるイノベーション」をテーマとする専門展です。地域情報化・災害対策・福祉など、自治体が抱えるさまざまな課題を解決する具体的なソリューションを官民の垣根を越えて提供することで、自治体経営の革新・業務効率化・行政サービスの向上を図り、豊かで魅力ある地域社会の実現に寄与することを目的としています。3日間にわたり開催された展示会およびセミナーには約1万人が来場しました。

地域の安心・安全なまちづくりに貢献するICTを用いた通信・電力ソリューションをご紹介

近年、地震や風水害など大規模な災害が頻発しており、地域の安心・安全を確保するためには防災力の向上が必要不可欠です。しかし自治体が必要な設備を用意しても、災害時以外の用途がなく設備が大きな負担となるケースが見受けられます。KCCSブースでは、その点を考慮した、"イザ"というときも、"普段使い"としても利用できる情報・通信・電力の防災ソリューションを展示しました。

情報

「IP告知システム」を、デモを用いてご紹介しました。自治体からの行政・防災情報を、インターネットを通じてどこにいても受信でき、また平時は、文字・音声・動画などを用いた多様な情報共有手段として地域のコミュニケーションの活性化を支援します。

通信

観光客向けの情報配信や災害時の通信手段として利用できる「観光・防災Wi-Fiステーション」、および5月16日にリリースした、商用電源が無い場所でも簡単にWi-Fiスポットを構築できる小型・軽量な「可搬型Wi-Fiステーション」を展示しました。

電力

太陽光パネルと蓄電池の連携制御により、平時は再生可能エネルギーの利活用、停電時は非常電源となる「エコ防災電源」や、再生可能エネルギーを用いたEV充電ステーション「ソーラーサイクルステーション for EV」をご紹介しました。

ブース内で2つのミニセミナーを開催

IP告知システムのご紹介

専用の端末に限らずライフスタイルに合わせて多様なデバイスを選択できることや、既存の防災行政無線システムの置き換えとして利用できることなど、本サービスのさまざまな特長を、「放送装置が破損し情報伝達が行き届かない」「安否情報の取得ができない」など、自治体で震災時に想定される課題を挙げながら実機を用いてご説明しました。

地域の安心・安全なまちづくりに役立つ通信・電力ソリューションのご紹介

情報・通信・電力といった事業で培ったノウハウを活かした「IP告知システム」「観光・防災Wi-Fiステーション」「エコ防災電源」などの自治体様向けソリューションをご紹介しました。また、広島県安芸高田市様や静岡県川根本町様の導入事例をご紹介し、多くのお客様にご聴講いただきました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

KCCSは今後も、安心・安全なまちづくりに貢献する社会システム事業を展開して参ります。

関連動画

情報・通信・電力トータルで地域の防災力向上を支援する「防災ソリューション」(再生時間:3分09秒)

地域の防災対策とコミュニケーション活性化を支援する「IP告知システム」(再生時間:3分00秒)

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