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フリュー株式会社M2M向けモバイル通信サービス

プリントシール機のM2M(Machine to Machine)通信に高速・セキュアな「Pilina WiMAX」を導入~楽しみ方が広がる!ティーン層の顧客満足度向上を実現~

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プリントシール機のM2M(Machine to Machine)通信に高速・セキュアな「Pilina WiMAX」を導入~楽しみ方が広がる!ティーン層の顧客満足度向上を実現~

「きれいに写る感動をみんなに伝える」を合言葉にプリントシール機の企画・開発から製造・販売まで一貫して手がけるフリュー株式会社(以下、フリュー)。同社では、ゲームセンターなどにあるプリントシール機で撮影した画像データをデータセンターのサーバにアップロードするM2M通信手段の1つとして、京セラコミュニケーションシステム株式会社(以下、KCCS)が提供する高速モバイル通信サービス「Pilina WiMAX」を採用。高速な無線通信に加え、KCCS独自の固定IPアドレスによるセキュリティの確保、店舗への早期導入といったさまざまな導入効果を得ている。

1.ティーン層の「わがまま」をかなえるプリントシール機

プリントシール機

女子中高生なら一度は利用したことがあるプリントシール機。今日では、ティーン層のライフスタイルに欠かせない存在になっている。

「プリントシール機は携帯電話・スマートフォンやカラオケとともに日本の文化となっており、女子中高生の定番アイテムです」と、フリュー 業務用ゲーム事業部 デザイン部 広告宣伝担当の白石 夏海氏は述べる。

フリューでは「もっと美しく、かわいく、楽しく撮影したい」という女の子の「わがまま」に応えるため、定期的にグループミーティングを実施するなど、ティーン層のマーケティングに力を入れる。そしてヒアリングを通じメイクアップ機能が特長のプリントシール機を開発するなど、プリントシール機を常に進化させていることも同社の特長だ。

フリュー株式会社 業務用ゲーム事業部 デザイン部 広告宣伝担当 白石 夏海氏

携帯電話の普及とともに、プリントシール機の楽しみ方も変化している。現在では、撮影した画像をデータセンターのサーバからダウンロード、友だちの携帯電話に転送し、交換するといった通信を介した利用も一般的になった。そして、画面の大きなスマートフォンへの配信も当たり前になってきた。
「携帯電話やスマートフォンで、プリントシール機で撮影した画像を早く見たいという要望もあります。そこで、プリントシール機とデータセンターのサーバ間の通信環境をいかに改善するかが課題になっていたのです」とフリューの業務用ゲーム事業部 事業企画課 課長の三輪 哲也氏は述べる。

フリュー株式会社 業務用ゲーム事業部 事業企画課 課長 三輪 哲也氏

2.ADSLの代替手段としてWiMAXが利用できるという確かな手ごたえ

フリューでは、ゲームセンターなどの店舗に設置した複数台のプリントシール機の通信を束ねサーバに接続する店舗回線として閉域網のADSLでセキュリティを確保してきた。しかし、「新規にADSL回線を敷設する際、プリントシール機を設置する店舗に回線引き込み用の配管が用意されていなかったり、ビル管理者との折衝に手間がかかったりするなど、開通までに多くの時間と労力を要していたのです」と三輪氏は打ち明ける。

そのようなとき、配線工事などが不要な高速モバイル通信サービス「WiMAX」のサービス開始を知りADSLの代替手段として注目した。しかし、通信キャリアのサービスにはセキュリティ要件を満たすメニューがなかったため、以前よりモバイル通信サービス関連の提案を受けていたKCCSに相談。そして、KCCSと共同で実証実験を実施した。「懸念していた屋内でも問題なく通信でき、従来のADSLに比べ、倍近い実効速度でデータを送信できました」(三輪氏)。

3.固定IPアドレスでセキュリティを確保できる「Pilina WiMAX」をM2M通信に採用

フリューでは実証実験を経て2011年から店舗回線の通信手段のひとつとして、WiMAX導入の検討に着手。店舗回線の要件は、通信速度が安定していること、セキュリティが確保できること、料金がリーズナブルであることだ。

プリントシール機で撮影された顔写真などの画像データは個人情報であり、サーバ送信時のセキュリティが不可欠になる。閉域ADSLと同様に通信の安全性を無線通信でいかに確保するか、セキュリティの確保が課題となった。

ネットワークサービス事業本部 ネットワーク事業推進室 室長 森 丈志

「お客様から直接窓口に問い合わせがあっても端末が特定できるので、障害の切り分けができ、早期復旧に役立ちます。また閉域網より低コストで、ネットワークの安全性を高めることができます」と三輪氏は評価する。

フリューではADSL導入店舗を中心にリプレースを行い、2011年5月から「Pilina WiMAX」を順次導入。2012年12月現在では150回線まで増やしている。これまで、有線ではゲームセンターのリニューアルなどの際に回線の敷設をし直す必要があったが、無線ならその手間もなく迅速に対応でき、また、ある繁華街の店舗ではリニューアル時にADSLから3G携帯電話網に変更したものの、集中するトラフィックに対応できず、Pilina WiMAX導入でスループットを改善した例もあるという。

4.「生きているつながり」を実現するM2M通信サービスに期待

フリューでは現在、店舗の規模や地域などに応じてADSL、光回線、3G、Pilina WiMAXを使い分けている。例えば無線通信の場合、プリントシール機の稼働率の高い繁華街の店舗はPilina WiMAX、郊外の店舗は3Gを利用するなど、通信サービスの選択肢が広がったという。今後、ADSLは順次Pilina WiMAXに切り替えていく計画だ。

スマートフォンの普及とともにプリントシール機の進化もより加速していく。「単に通信帯域が増え、データ量の大きい画像を送れればいいというわけではありません。通信サービスを活用してWebサイトにつながり、Webサイトで楽しい写真を見て再びプリントシール機で撮影するといった"生きているつながり"を通信サービスで実現したいですね」と三輪氏は展望する。そして、白石氏は「通信サービスはプリントシール機の文化に欠かせないインフラです。女の子のわがままをかなえるために、これからも協力をお願いしたいです」とKCCSに期待する。

フリューの実証実験や本格導入をサポートした西日本営業統括部 ソリューション営業1課 グループ長の田中 翼は「固定IPアドレスによるセキュリティ確保に加え、高速無線通信や低コスト、場所を選ばずに容易に導入できることなど、Pilina WiMAXの特長を活かした提案を今後も行っていきます。また、M2M向けモバイル通信サービスでお客様のビジネスの可能性を広げるお手伝いをしていきます」と述べる。

加えて、「通信キャリアと一線を画す付加価値の高いソリューションを提供していきます」と森は付言する。KCCSでは、プリントシール機の利用者が安心して撮影を楽しめるよう信頼性・安定性の高い通信サービスを提案していく考えだ。

プリントシール機の進化の一翼を担うPilina WiMAXの動向が注目される。

西日本営業統括部 ソリューション営業1課 グループ長 田中 翼

Pilina WiMAXによるプリントシール機へのコンテンツ配信および画像通信イメージ

取材時期:2012年12月
掲載日:2013年1月29日

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