京セラおよび「アメーバ経営」の導入企業では、小集団部門別採算制により、部門リーダーが経営数字に基づくPDCAサイクルを月次ベースで運用していますが、年間の経営計画(マスタープラン)の立案とその遂行はたいへん重要視されています。特に部門リーダーによるマスタープラン(年度計画)構築において重要なポイントが、各幹部・リーダーが事業責任を感じながら、より高い経営数字を意識した計画を立案すること。この点をふまえ、「マスタープラン(年度計画)コンサルティング」では、経営者・経営幹部とアメーバ経営推進部門の方々を対象に、年度計画の構築から次年度計画構築までの1年半、「アメーバ経営」導入企業様の月次運営から年度計画までを意識した長期視点での月次採算管理をサポートします。多くの企業において国際会計基準への対応などで四半期ごとの決算対応のニーズが高まる中、このカリキュラムの実践によって、決算数字と年間の経営計画との比較を容易に行うことができるようになります。また経営計画立案を通じて、より事業責任を意識した広い視野を持つ幹部リーダーの育成に寄与して参ります。

マスタープラン構築・運用コンサルティングの効果

経営幹部・アメーバリーダーの調和の取れたマスタープラン(年度計画)構築

「経営トップの基本方針-概略マスタープランの作成-概略マスタープラン」、「概略マスタープランに対する経営トップの意向-見直し-マスタープラン確定」というマスタープラン構築までのやり取りを通じて、経営トップとアメーバリーダー、双方の「思い(目標)」を調和し、高い目標とチャレンジ精神を持つ計画立案をサポートします。

幹部リーダーの育成

中長期の事業運営を意識し、より広い視野を持った幹部リーダーを育成します。

「アメーバ経営」の運用(全員参加・経営者意識)

  1. 月別での採算管理を行うリーダーの育成

    月次予定・実績によるPDCA

  2. 年間での事業運営を意識するリーダーの育成

    マスタープラン・年度計画

  3. 中長期の事業運営を意識するリーダーの育成

    中期経営企画・ローリングプラン

財務諸表の年度予算とマスタープランとのリンケージにより財務会計と管理会計の整合を図ります。これにより、国際会計基準・四半期ごとの経営計画などへの対応を実現します。

年度計画まで意識した部門運営の実現

全社員が、月次運営だけではなく年度計画まで意識した部門運営を実現するとともに、長期的な各アメーバでの事業運営のためのベースをつくります。また、経営者の視点を持ちながらマスタープラン策定をバックアップする経営管理部門確立を支援します。

事業責任意識の醸成

全社員が自部門の目標数字という責任感を持ってチャレンジする風土をつくります。

マスタープラン構築・運用コンサルティングの内容

約1年半(18ヶ月)の長期サポート

約1年半の長期にわたるサポートで「アメーバ経営流」のマスタープラン構築について自主運用していただくことを目指します。

  • 期初:「マスタープラン」立案をサポート
  • 下期:半年の実績に基づき「見直しマスタープラン」策定をサポート
  • 翌期:「マスタープラン構築」による自主運用をサポート

経営トップと各部門リーダー間のすり合わせを重視

経営トップとリーダーが相互に意思疎通を図りながらマスタープランを構築するカリキュラムを推進します。

経営管理機能の構築と指導・育成

  • 1
    精度の高い経営数字の提供
  • 2
    経営者の判断材料となる経営情報の提供
  • 3
    構築スケジュールの管理
  • 4
    経営トップの視点からの部門フォローと啓蒙活動 など

マスタープラン構築における経営管理のあり方を確立します。

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