「訪問介護サービス」「通所介護サービス」「施設サービス」など異なる事業形態のもとに展開されるケースの多い介護経営において重要なことは、すべての事業状況を判断するための指標を持つことと、それをタイムリーに把握する仕組みづくり。この課題を解決する経営管理手法導入のサポートを行うのが「介護福祉法人向けアメーバ経営コンサルティング」です。

「介護福祉法人向けアメーバ経営コンサルティング」の特長

「アメーバ経営」のポイントは、企業(法人)を小さな組織(10人以下程度)に分割し、組織ごとに役割・責任を明確にし、各リーダーに自分の組織の経営を任せることです。その活動成果には、事業の形態や部署の人数、収益規模などに左右されない「時間当り」という統一の指標を用います。「時間当り」は、収入と経費だけでなく、差額である付加価値を計算し、その付加価値を総労働時間で割ることで算出。この「従業員の1時間当りの付加価値」により、各組織が1時間当りにどれだけの付加価値を生み出したのかが簡単にわかります。

また、時間当りの付加価値を数値化するとともに、その情報がタイムリーに共有されなくてはなりません。そのために「アメーバ経営」では、運用ルールに基づいた情報システムを構築し、物と伝票(情報)の1対1の対応とダブルチェックを徹底。正確かつ迅速な実績管理を実現するとともに、アメーバ(現場)に対しても組織の経営に必要な情報を提供することを可能にします。介護福祉事業にとっては、「地域社会で介護を必要とする方々に対して快適な生活を提供する」という介護事業における高い使命を果たすためにも、経営環境の変化に柔軟に対応し、安定した経営を保ちながらサービスを提供し続けることが何より重要です。

グループ経営・連結経営にも有効な経営の統一指標

各部門の収支を部門の全職員が働いた総時間で割った「時間当り」という統一の指標のもと、経営への貢献度を測ります。この「時間当り」は、会計準則の違いや施設の場所・利用者に左右されず、創意工夫により仕事の密度を高めることで向上が図れる指標。したがって、グループ経営においても、同統一指標で経営判断を行うことが可能です。

A法人内のB病院、C病院、D介護施設で統一フォーマットを使うことにより、経営判断が可能となります。

導入フロー

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)の経営コンサルティングは、ただ導入することだけを目的としたコンサルティングではありません。組織の末端である現場まで含めた全社員への浸透を深め、継続運用を行っていただき、継続的に成長・発展をしていただくためのカリキュラムとフローになっています。

導入編(5ヶ月)、運用編(7ヶ月)、浸透編(12ヶ月)を経て継続運用を目指します。

導入編(5ヶ月)

Stage I:現状調査 1ヶ月目~2ヶ月目

ヒアリングシート
  1. アメーバ経営導入目的の明確化
  2. 関連部門のヒアリング

Stage II:組織・部門別原価管理制度の構築 3ヶ月目~5ヶ月目

プロジェクト活動
  1. 全体構想の検討
  2. 組織体制の検討
  3. アメーバ経営を支える仕組み作り
  4. 採算表の作成・シミュレーションの実施
  5. 運用編への準備
報告会
  1. 報告会

運用編(7ヶ月)

Stage III:運用開始 6ヶ月目~7ヶ月目

勉強会
  1. 勉強会

Stage IV:運用サポート 8ヶ月目~随時

経営管理サポート
  1. プロジェクト活動
  2. 経営管理サポート

Stage V:ミーティング・レビュー 10ヶ月目~

部門ミーティング
マネジメントレビュー
  1. 部門ミーティング
  2. マネジメントレビュー

Stage VI:報告会 12ヶ月目

報告会
  1. 報告会

浸透編(12ヶ月)

Stage VII:浸透活動 13ヶ月目~24ヶ月目

部門ミーティング
全体ミーティング
経営管理サポート
  1. 部門ミーティング
  2. 全体ミーティングの強化浸透
  3. 運用ルールの強化浸透

Stage VIII:報告会 24ヶ月目

報告会
  1. 報告会

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