【教育ITソリューションEXPO】 未来の電子書籍で実現する 21世紀型スキルを鍛える新たな学びを提案

2016年06月27日

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、5月18日(水曜日)~20日(金曜日)、京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI)が出展した「第7回 教育ITソリューションEXPO」(主催:リード エグジビション ジャパン株式会社)のブース内で展示・講演を行いました。

「教育ITソリューションEXPO」は、教育分野で日本最大の専門展です。東京ビッグサイトにおいて3日間にわたり開催された同展には、全国から学校・教育関係者を中心に約3万人が来場しました。

学術機関・医療機関にソリューションを提供するKMSIは、「活用される電子書籍 ~新しい学びの構築と創造~」をコンセプトに、電子書籍ソリューション「BookLooper」を中心としたアクティブラーニング実践に活用される電子書籍やその学修分析を、デモやセミナーを通してご紹介しました。

<KCCS参考出展> 未来を切り拓く人材育成ゼミ

KCCSは、KMSIブース内において「21世紀型スキルを育む京セラグループのICT」をテーマに、京セラの「行動解析ソリューション」、京セラドキュメントソリューションズの「授業記録・発話分析ソリューション」とともに、次世代教育プラットフォームを活用した「未来を切り拓く人材育成ゼミ」を参考出展しました。

21世紀の情報社会では、より良い「ものづくり」をイノベートする知識の『創出』を図るため、21世紀型スキル(情報創造力、批判的思考力、問題解決力、コミュニケーション力、プロジェクト力、ICT活用力)を鍛える必要があります。

ブースでは、現在、KCCSと東京大学出版会が共同で取り組んでいる次世代教育プラットフォームを活用したリベラルアーツ講座「未来を切り拓く人材育成ゼミ」のデモを展示しました。

リベラルアーツを電子書籍で学ぶことに加え、従来のオンライン教材にはないディスカッション機能などにより、リベラルアーツ教育を通じて知識を得て・考え・発信する力を磨き、学習成果を可視化して分析・評価できる仕組みをご覧いただきました。

<KCCSセミナー> 未来の電子書籍で実現する 21世紀型スキルを鍛える学び

そして、ブース内で開催したセミナーでは、「未来の電子書籍で実現する 21世紀型スキルを鍛える学び」と題し、展示の「未来を切り拓く人材育成ゼミ」について、企画の背景や機能などをご紹介しました。

大学教育が目指す姿、企業が求める人材像、ともに21世紀型スキルが重要視されていることをご説明し、未来を切り拓くには、文化の相違を超え人を惹きつける魅力ある人材の育成が必要であると述べました。

そして、この21世紀型スキルを、専門にとらわれない幅広いリベラルアーツの知識と、学習者同士の対話・交流を通した実践で鍛え、ビジネスに活かすというモデルを示し、次世代の電子教科書とオンラインのディスカッション機能を用いた新たな学びの姿を提案しました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

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