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京都府立 丹後 海と星の見える丘公園に「エネルギー自立施設」を整備

2016年05月18日

京セラコミュニケーションシステム(KCCS)は、「京都府立 丹後 海と星の見える丘公園」(海と星の見える丘公園)のセミナーハウスを停電時でも電力を確保できる「エネルギー自立施設」として整備し、2016年3月30日に竣工しました。

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海と星の見える丘公園は、丹後の里山にあり、日本海や宮津湾、北陸の山々まで見渡せる素晴らしい展望が広がる、自然環境に恵まれた公園です。

園内の地球デザインスクールゾーンにあるセミナーハウスは、災害時には避難施設としても利用されますが、停電時における電力の確保が課題となっていました。

そこで、京都府では災害発生時などでもセミナーハウスが自立的に機能できるよう、防災拠点としての機能強化を計画。「京都府立 丹後 海と星の見える丘公園エネルギー自立避難拠点施設緊急整備事業」を実施しました。

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KCCSは本事業の企画・設計を担当し、太陽光発電システムと蓄電池、非常用電源BOXにより、停電時でも電力を確保できるエネルギー自立施設として整備しました。

普段は発電した電力を蓄電池や空調などの電力系統に供給し、再生可能エネルギーの利用によって環境負荷の低減と電力コスト削減を図ります。一方、停電時には太陽光発電システムと蓄電池の自立運転により電源を確保します。セミナーハウスの2階には、停電時に自動点灯するLED照明のほか、USBポート付OAタップ、ラジオ、懐中電灯を備えた非常用電源BOXを配備し、災害発生時でも携帯電話・スマートフォンを充電することができます。

セミナーハウスは災害発生時の避難拠点だけでなく、来館者に太陽光発電設備に対しての理解を深めていただく施設にもなっています。

システム構成イメージ

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KCCSは今後も、再生可能エネルギーを活用したソリュ―ションにより、地域の防災対策および環境保全に貢献して参ります。

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