【第2回 ウェアラブルEXPO レポート】実践的なウェアラブル活用のポイントを紹介

2016年02月16日

2016年1月13日(水)~15日(金)にかけて、東京ビッグサイトにて、「ウェアラブルEXPO」が開催されました。

「ウェアラブルEXPO」は、業務改善のためのウェアラブルソリューションから、IoT、AR/VR技術、最新ウェアラブルデバイス開発のための部品・材料まで、ウェアラブルに関する製品・サービスが出展される世界最大のウェアラブル専門展です。展示会の総来場者は83,557名に達し、専門技術セミナーは総勢19,137名が聴講され、大盛況のうちに終了しました。

1月14日(木)に開催された専門技術セミナーでは、KCCSプラットフォーム事業本部 ネットワークソリューション事業部 部長 高田 直幸が、「現場で使える!実践的なウェアラブル活用のポイント」と題して講演しました。

近年、製造業・建設業の現場では、保守・点検・整備などの作業にフィットしたデバイスとして、ウェアラブルデバイス(スマートグラス)が注目を集めています。

KCCSでは、スマートグラスの現場におけるニーズから考案した「スマートグラスを活用した遠隔作業支援システム」を開発、弊社エンジニアリング部門で実証実験しました。
本講演では、その結果を現場の作業者の声とともに紹介しました。

高田 直幸

作業者の声としては、「時間・コストの削減」や「現場映像の共有による作業の効率化」、「作業映像を人材教育に活用できる」などの評価面と、「ハードウェアのスペックが気になる」「現場作業員の負担になる」など今後の改善課題を紹介。実証実験から得た生データを交えてスマートグラスを活用するためのポイントを解説しました。

最後に「ヒト対ヒト」から「ヒト対モノ(機械)」へ発想を変えながら、既存の技術や他製品と組み合わせる新たな活用方法についてご提案し、セッションを締めくくりました。

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

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