Research & Development コンテンツマッチング技術

KCCS

コンテンツマッチング技術とは

昨今、ユーザとの継続的な関係を構築するために「コンテンツマーケティング」の手法を取り入れ、自社製品のアピールだけにとどまらないさまざまな情報を発信する「オウンドメディア」を保有する企業が多くなってきました。オウンドメディアの形式は多種多様で、読み物中心のWebマガジンやSNS風の会員サイト、あるいはキャンペーンごとにサイトを立ち上げるケースも見られます。

このようなメディアの目的は、質の高いコンテンツを提供することで、ユーザに製品だけでなくその企業の取り組みや考え方までも理解してもらい、自社のファンとなってもらうことにあります。すぐに製品の購入に至らない場合でも、将来的な顧客になり得る潜在顧客であるファンを増やすことは、各企業にとってマーケティングとして重要な取り組みになります。

そのためにも、オウンドメディアではユーザ目線で役に立つコンテンツやファン同士の交流の場を提供することで、サイト滞在時間を増やし、ユーザにより多くのコンテンツに触れてもらう必要があります。

多くのオウンドメディアでは、閲覧中のコンテンツの周囲に次に閲覧してほしいコンテンツをレコメンドしています。このようなレコメンドの仕組みは、運営者がタグやカテゴリを手動設定するものや、ユーザの行動履歴をもとにクリックされそうなコンテンツを推測し、表示するものが主流となっています。前者は精度とコストの点で、後者はユーザへの自然なコンテンツ提供という点で課題があります。

KCCSが研究・開発を進める「コンテンツマッチング技術」は、テキスト解析技術をベースとした独自開発のアルゴリズムで上述の課題を解決し、オウンドメディア、SNS、EC、チャットボットなどにおいて、ユーザへのより自然なコンテンツ提供を支援します。

コンテンツマッチング技術とは

具体的には、企業が保有するコンテンツ間の関連度を自動計算することで、単純なキーワードの一致よりも、より自然な形で関連コンテンツを示すことが可能です。新規で制作したコンテンツが投稿された場合も、関連度は自動で更新されるため、レコメンデーションの運用を自動化し、サイト運営にかかる工数の削減に貢献します。

特長

知識ネットワークの自動生成

キーワードが一致するコンテンツを単純にまとめる技術や、従来のユーザログを使用するコンテンツマッチング技術とは異なり、サイト内のコンテンツをサイトが持つ「知識」と見なし、独自開発のアルゴリズムによってコンテンツ内に含まれるキーワードで「知識ネットワーク」を自動生成します。データ量や言語の種類には左右されず、間接的につながりがある言葉も考慮してコンテンツ同士の関係性を自動計算するため、ユーザにとって有益な情報をより自然な形で効率的に提供できます。
また、サイト運営者にとっては、従来ログ分析やキーワード設定に要した工数の削減につながります。サイト運用の負荷を軽減することで、コンテンツ自体の制作に注力する環境を提供できます。

  • 独自アルゴリズムによる「知識ネットワーク」の構築

  • データ量や言語の種類に左右されず、実用的な精度でコンテンツ同士の関係性を自動計算

  • ログ分析やキーワード設定が不要で、サイト運用の工数を削減

知識ネットワークの自動生成

活用事例

Webメディアやコミュニティサイトのほか、マッチングサービスにおける製品・サービス紹介や関連記事のレコメンド、コンテンツ連動型広告や社内ドキュメント検索などに活用することが可能です。

『haletto(ハレット)』

haletto(ハレット)イメージ

URL:https://haletto.jp/外部リンク

提供元:株式会社CHINTAI

『haletto(ハレット)』は、“アラウンドサーティーに贈る、まだ知らないTOKYOの新ガイドブック”をコンセプトに、東京の街の魅力を紹介するWebマガジンです。

サイト回遊率の向上を目的として、コンテンツ下部に表示される関連記事「こっちもおもしろい」を自動的にピックアップして配信しています。

『RuntripMagazine(ラントリップマガジン)』

RuntripMagazine(ラントリップマガジン)イメージ

URL:https://mg.runtrip.jp/外部リンク

提供元:株式会社ラントリップ

『RuntripMagazine』では「ランニングをもっと身近に。走り出したくなるライフスタイルマガジン」をテーマに、情報を配信しています。
今まで「同じカテゴリの記事」を表示していた関連記事をカテゴリに関係なく、また、タグなどの要素を基に生成することで、ユーザービリティのさらなる向上に取り組んでいます。

『Sysmac Style(シスマック・スタイル)』

Sysmac Style(シスマックスタイル)イメージ

URL:http://www.fa.omron.co.jp/solution/sysmac/外部リンク

提供元:オムロン株式会社

オムロン制御機器Web内で製造現場で使われるシステム機器の情報を提供する"Sysmac Style"(シスマック・スタイル)。
商品、アプリ事例、動画、技術資料など多岐に渡る情報を関連付けるのは人手では難しい作業でしたが、自動化することで、常に的確な関連情報をお客様に提供できるようになりました。

『Web Leaf(ウェブリーフ)』

Web Leaf(ウェブリーフ)イメージ

URL:https://www.leafkyoto.net/外部リンク

提供元:株式会社リーフ・パブリケーションズ

京都・滋賀のタウン情報誌『Leaf』の出版社、(株)リーフ・パブリケーションズが運営するWebマガジンにおいて、サイト内の関連記事を自動的に配信しています。

Web Leaf(ウェブリーフ)LINEイメージ1 Web Leaf(ウェブリーフ)LINEイメージ2

また、リーフの公式LINE@アカウント(ID:@leafkyoto)にチャットボット機能も導入し、京都・滋賀の街ネタをコンシェルジュのように情報提供しています。

『moovoo(ムーブー)』

moovoo(ムーブー)イメージ

URL:https://moov.ooo/外部リンク

提供元:株式会社朝日新聞社

気になる新商品を動画やGIFアニメといった動きがあるコンテンツで発信するWebマガジン『moovoo』では、タグ・カテゴリ付けが難しい内容においても関連コンテンツを自動配信しています。

moovoo(ムーブー)LINEイメージ

また、LINEアカウント外部リンクでは、WebマガジンをLINEインターフェイスに対応させ、短期間でボット化。ユーザがチャット画面で公式キャラクターに話しかけると、おすすめのコンテンツを返答する仕組みを構築しています。

『レッツエンジョイ東京』

レッツエンジョイ東京イメージ

URL:http://www.enjoytokyo.jp/phones/外部リンク

提供元:株式会社ぐるなび・東京地下鉄株式会社

東京のおでかけ・イベント情報サイト『レッツエンジョイ東京』では、デートやソロ活(一人のおでかけ)など、シチュエーション別に制作している記事において、関連度の高い記事を解析し、関連記事を自動配信することで、クリック率向上に取り組んでいます。

『YAMAP』

YAMAPイメージ

URL:https://yamap.co.jp/外部リンク

提供元:株式会社ヤマップ

電波が届かない山中でも現在位置を確認できる地図アプリや、登山活動の内容や写真を共有できるコミュニティサービスを提供する『YAMAP』では、ユーザの投稿をリアルタイムに解析し、外部のメディア(アウトドアメディア 『.HYAKKEI外部リンク)とマッチングをすることで、「おすすめの記事」にユーザの興味に合ったアウトドア関連記事を配信しています。

『NO MORE 情報漏えい』

NO MORE 情報漏えいイメージ

URL:http://www.motex.co.jp/nomore/外部リンク

提供元:エムオーテックス株式会社

IT資産管理・情報漏えい対策ツール LanScopeシリーズを展開するエムオーテックスの情報漏えい防止啓発プロジェクト『NO MORE 情報漏えい』特設サイトでは、各記事の下部に表示される「関連記事」の配信を完全自動化。コンテンツのクリック率とサイト滞在時間の向上に取り組んでいます。