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IoTネットワーク「Sigfox」の下りサービスを提供開始サーバからIoTデバイスの制御が可能に

2017年10月12日

京セラコミュニケーションシステム株式会社
代表取締役社長 黒瀬 善仁

京セラコミュニケーションシステム株式会社(本社: 京都市伏見区 代表取締役社長: 黒瀬 善仁、以下 KCCS)は、IoTネットワーク「Sigfox(シグフォックス)」の下りのネットワークサービスを2017年11月から提供開始します。

Sigfoxは低価格・低消費電力・長距離伝送を特長とするグローバルIoTネットワークです。LPWA(Low Power Wide Area)を代表するネットワークとして欧米を中心に36か国で展開されており、日本国内においては、KCCSが唯一のSigfoxオペレータとして2017年2月からネットワークサービスを提供しています。

現在KCCSが提供しているネットワークサービスは上りの通信のみであり、下りサービスの提供ができず活用の幅が制限され課題となっていましたが、2017年10月1日に施行された920MHz帯無線システムの制度改正に伴い、2017年11月から下り通信のサービスを提供開始します。

本サービスの提供により、上りメッセージに対し、アプリケーションサーバのRESTプログラムで下りメッセージを返信することができ、IoTデバイスの設定変更、再起動、送信成功通知(ACK)などが可能になります。また、必要なときにのみ下りメッセージでGPSを起動し、デバイスから位置情報を発信するという使い方をすれば、デバイスのさらなる低消費電力化と正確な位置情報把握ができるようになります。海外のSigfoxサービス提供地域では既に下りサービスが提供されており、国内においてもSigfoxネットワークの活用の幅が広がります。

KCCSは今後も、低価格、低消費電力、グローバルに適応するIoTネットワーク「Sigfox」の提供を通じ、IoT・LPWA市場の発展ならびに、すべてのモノが「つながる」便利で安全性の高い社会づくりに貢献します。

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