IoTを使った子どもの見守りで地域の安心・安全を|第3回 地方創生EXPO レポート

2020年02月19日

京セラコミュニケーションシステム(以下KCCS)は、2020年2月5日(水)~7日(金)、幕張メッセで開催された「第3回 地方創生EXPO」に出展しました。

地方自治体の観光・インバウンド振興やICT利活用をはじめ、地域経済の活性化・人手不足解消、移住・定住推進、
健康促進に至るまで、"地方創生" に関係するあらゆるサービス・ソリューションが一堂に会する専門展です

今回は、地域の課題を解決し、地域の安心・安全につながるサービスとして、見守り・防災などの分野のSigfoxを活用したIoTソリューションを展示しました。また、イベント初日に行われた地方活性化事例を紹介する特別講演においては、大阪府寝屋川市様で取り組まれた子どもの見守りをはじめとした、さまざまなIoT導入事例をご紹介しました。

特別講演|IoTで実現する子ども・高齢者の見守り事例

すでに実用段階に入っている、地方自治体でのさまざまなIoTの取り組みをご紹介しました

講演では、地方自治体へのIoT導入事例に焦点を当て、まず、大阪府寝屋川市 経営企画部 情報推進課 課長 羽根 基博 氏より、同市の小学校1~2年生の児童にSigfox通信対応のデバイスを配布し、保護者がスマートフォンで位置情報を確認できる仕組みを構築した子どもの見守り事例や、同市で今後検討されている防災・施設管理などでのIoT活用の展望をご紹介いただきました。

その他にも、KCCSからは、集合住宅や介護施設の運営団体で取り組まれている高齢者の見守り事例や、総務省「ICT地域活性化大賞2019」大賞/総務大臣賞を受賞した北海道新篠津村での灯油配送効率化の事例などをご紹介し、IoTネットワーク「Sigfox」が幅広い分野の地域課題を解決する一助となり得ることをご説明しました。

京セラコミュニケーションシステム株式会社
LPWAソリューション事業部 副事業部長
大木 浩
寝屋川市
経営企画部 情報化推進課 課長
羽根 基博 氏

IoT導入時にハードルとなる通信費や電源に関する課題を、年額100円からという低コストと、電池交換なしでデバイスを数年間運用可能な低消費電力により解決するSigfoxネットワーク。日本国内では人口カバー率95%に達しており、すでにさまざまなIoTソリューションが実用段階に入っています。
KCCSは今後も、IoTデバイスやサービス・ソリューションを提供するSigfoxパートナーの企業とともに、Sigfoxを日本で広げ、すべてのモノが「つながる」便利で安全性の高い社会づくりに貢献して参りますと述べ、講演を締めくくりました。

400名を超えるお客様にご聴講いただきました

展示|見守り・防災・業務改革などの幅広い分野の課題をIoTで解決

Sigfoxパートナーブースには多くのお客様にお立ち寄りいただきました

Sigfoxパートナーブースでは、地方自治体が抱える課題を解決するソリューションとして、地域の安心・安全につながる見守り・防災分野や、業務改革を支援する施設・設備の監視・異常検知のソリューションを展示しました。

事例紹介やデモを交えて、さまざまな用途のIoTデバイスをご紹介しました
KCCSとともにSigfoxパートナー6社が下記の展示を行いました

出展製品・サービス

オプテックス株式会社 IoT簡易モニタリング・ソリューション(街路灯維持管理・道路冠水監視・ため池決壊監視)
CACH株式会社 後付けできるAIドア開閉システム
佐鳥電機株式会社 落石監視センサ・システム
積水マテリアルソリューションズ株式会社 小型IoT水位センサ
センサ付IoTゴミ箱
TOA株式会社 タウンレコーダー遠隔見守りサービス
ホシデン株式会社 マンホール内水位監視
見守り物流用トラッカー
株式会社ハムステッド 児童見守りサービス「Kinsei GPS」

ご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

KCCSはSigfoxを通じて、すべてのモノが「つながる」安全、安心な社会づくりに貢献します。

Sigfox

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